しいたけの榾木(ほだぎ)集めもやってます
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皆さんこんにちは。キコリの薪ストーブ屋 シーバです。
先日、宅地造成のための伐採する林業の話(林業のお仕事の話。宅地造成伐採 (yoki-kayano.com))を書きましたが、林業にはいろんな仕事がありまして、その一つであるのがしいたけの栽培なんです。
しいたけ栽培って農業じゃないの!?って感じがしますが、国が定めた「特用林産振興基本方針」では、「特殊林産物」として定義されています。つまり林業の一つ。
原木しいたけは、使う原木も山から採取してきます。その原木がいわゆる榾木(ほだぎ)です。だいたい長さは1mくらい。直径は10センチくらいの小型の丸太という感じです。樹種はクヌギ、ナラが良いとされています。
この榾木に穴をあけて駒菌といわれる菌を埋め込みます。(これはナラの榾木)
しいたけ用の専用ドリルで穴をあけます。
こちらが駒菌です。あけた穴に駒菌をハンマーで叩いて埋め込みます。
こんな感じでとんてんかんてんひたすら打ち込みます。1本につき20コマ~30コマくらいうちます。
菌を打ち込んだら、菌を木に定着させるために半月程度寝かします。
しいたけの榾木に適したクヌギ・ナラは薪や炭にも最高の樹種です。
こんな感じで木はたっています。木の細い枝の部分(青〇)は炭材や榾木に。太い幹の部分(赤〇)は薪に使います。
こんな感じで仕分けます。ね。林業ですよね(*^^*)
余すことなく使えます。
木のことは株式会社ヨキにお任せを!