別荘地の伐採工事
皆さんこんにちは。キコリの薪ストーブ屋 シーバです。
今日は、別荘地、いわゆる避暑地での伐採工事でした。
依頼主は別荘地の持ち主さんです。建物があるわけではありません。土地だけです。
所有している土地に生えていた杉やヒノキ、桜やケヤキが育ちすぎて隣地にはみ出たり、これ以上育つと倒木の恐れがあるので、弊社に伐採依頼となりました。
なぜそんなまで伸ばしてしまったのか。
それは、そうなったあとで相続したからなんです。
これは全国的にもよくあることなんです。
30年ほど前に起こったバブルという好景気で別荘地では特にたくさんの土地が買われました。
特に建設する予定はないが、とりあえず買っておこうと買われた土地。
土地を覆いつくしてしまった30~40年生のヒノキ
そこにとりあえず植えられた樹木が、なになされないまま大きくなり所有者がなくなり、子に相続される。そしてその土地に縁もゆかりもない相続された子がさらに放置して、植えられた樹木が手が付けられない状態になってしまう。
そして私たちの登場となるわけです。
今回は普通の地上からの伐採ではなくて、特殊伐採という木登りをして行う伐採です。
このような重装備をつけて空中で伐採を行います。別名『空師』(そらし)とも呼ばれます。
今回は住宅が近くにあり、切り倒す場所もないので、空師による空中作業+クレーン車をつかって切った木を吊りあげる作業となりました。
打ち合わせする空師とクレーン師 釣り上げようとブームを出すクレーン車
空中の空師 切った木を落とさないよう吊り支えるクレーン車
あまりいい天気での作業ではありませんでしたが、明日も頑張ります!!
伐採現場で入れたコーヒーは格別に旨く、とてつもなく優雅です♪