サウナ薪ストーブのメンテナンスに行ってきました。
皆さんこんにちは。キコリの薪ストーブ屋 シーバです。
みなさま、ととのっていますか?
サウナブームはまだまだ熱い!
今回は宿泊施設に設置した、サウナ用薪ストーブのメンテナスです。
薪ストーブ導入は2023年の3月なので導入からまだ1年半強ですが、メンテナンスは6か月に1度。
なので今回で3回目のメンテナンス。
一般のこまめな薪ストーブユーザーさんのメンテナンスは1年に1度。もしくは2年に1度。一般のユーザーさんより2倍から4倍の頻度です。
だって使用頻度がほぼ毎日!とても人気のサウナ施設なんです。
しかもロウリュといってあっついストーブに熱せられた石に水をぶっかけるんですから、使い方も超ハード。
このキャンキャンにあつくなったサウナストーンに水をかけます。
サウナストーンは水をかけても平気な特殊な性質ですが、ストーブは鋼板製ですので、水をかければひん曲がります。
変形するということはどこかに負担がかかります。
そしてサウナ―はみんな熱いのが好き。たくさん薪をくべて、ガンガン熱くするから、ストーブ内部の摩耗もすごいのです。
こちらは新品。設置当初の薪ストーブ内部。
1年後
1年半後
こんなにも変形するんです。
この部分は2次燃焼プレートといって、炎をストーブ内でできるだけとどまらせ煙突(外部)に熱を逃がさないようにすることと、不完全燃焼した煙をもう一度焼く(2次燃焼)ことでできるだけクリーンな煙を外部に排出する目的で設けてあります。
しかし、上の写真のようになってしまうと、うまく燃焼しなかったり、無駄に熱が外部に逃げてしまいます。
サウナ―の切なる熱い思いにこたえることができなくなってしまうのです。
なので、既存のボロボロになった鉄製のプレートを補強するため錆に強いステンレスのプレートを貼り付けました。
黒で書いた部分がステンレス補強プレート(イメージ図)
実際に設置した様子。
これでなんとか長持ちしますように!
今回メンテナンスさせてもらった施設はこちら
設計段階から設置、メンテナンスまでからかかわらせてもらってます。
京都では1番!関西でもトップ5にははいる最高のサウナです。
みなさんも是非1度体感してください。
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