株式会社ヨキ

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薪ストーブを使ったサウナ付きのゲストハウスの運営でもお馴染み

残置物撤去の仕事

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皆さんこんにちは。キコリの薪ストーブ屋 シーバです。

今回請け負ったお仕事は、残置物撤去の仕事でした。

残置物撤去ってなんぞや。な方もおられますと思いますので

今回の仕事の流れなど概要を内容を簡単に説明すると、

築古のボロ物件をリフォームしてゲストハウスにするため依頼主のお客さんが購入。

中には前の持ち主さんの生活用品(残置物)がまんま残っている。

リフォームするにしてもまずこの残置物を全撤去しないことには何も始まらない。

シーバに全撤去の依頼。

こういう流れで作業を請け負うことになりました。

今回の物件は道路に接地していない土地に建つ2階建ての延べ床面積80㎡ほどの住宅。

過去にも残置物撤去した経験のある、弊社の本社兼ゲストハウスの築140年のカヤノヒュッテは延床400㎡の母屋+蔵4つだったので、比べるとかなり規模は小さいですが、カヤノヒュッテは残置物を前の持ち主さんがかなり撤去してくれていたのでマンパチに残置物が詰まっている今回の物件はなかなかのボリュームだな。という印象。

あと、道路に接していないというところが味噌です。

いわゆる再建築不可物件というやつです。

基本、建物は建築基準法により、都市計画区域と準都市計画区域内の土地には「接道義務」が設けられています。

再建築不可物件とは、物件の建築に必要な接道義務の条件を満たしていないために、建て替えができない物件を指します。接道義務の条件は以下の通りです。

・土地が4m以上道路に面している
・道路と土地が2m以上の間口で接している

接道義務の条件を満たしていない建築物は、原則として再建築・増改築ができません。

とういうことは、壊して更地にしてしまったら、その場所には新たに新築物件は立てることができないということです。

なのでリフォームするしかありません。

そういう理由により物件価格が相場より安くなるということは多々あります。

そのほかにも物件が安くなる理由があります。

それは、道路に接道していないので、搬出、搬入の手間が相当かかる!!ということです。

道路に接していれば、残置物の撤去にしても解体材の搬出にしても、改修の材料の搬入にも、車を横付けしてせっせと運べますが、道路に接していないと、その道路まで手運びで物を運ばないといけません。これはすべての仕事に手間が乗ってきます。すると結果的に工事費がどんどん高くなってしまうので嫌がる人が多い。。→物件の価値が下がる。。。ということになるんです。

でも今回は知恵を絞り、道に接していないなら、接地させてしまいましょう!!ということで、1階の家の窓に面している駐車場のフェンスを2枚解体して、窓から直接駐車場に残置物を出していきましょう!!ということになりました。

これでもかなり出す場所が狭いので苦労しましたが、手で道路まで運ぶよりはよっぽどましです!

このフェンスギリギリに2トントラックを横付けし、燃えるごみ(衣類、布団)とタンスや衣装ケースなどの粗大ごみ、壊れた電化製品などを合計約2000キロ!ゴミ処理センターを8往復くらいしました。

ひたすら出しても出してもなくならない、ホコリとゴミと戯れるのがお仕事ですが、中にはお宝もあったりして、ワクワク、ドキドキする仕事でもあります。今回のお宝はうちの子供がはまっている甲冑でした(笑)

5月人形の甲冑で本物の甲冑ではありませんが、戦国武将に憧れ、将来の夢は武田信玄になること!と公言するうちの子供にとっては最高のお土産になりました(笑)

たいていのクリーンセンターは鉄くずは捨てられないので、スクラップ屋さんに買い取ってもらいにいきました。それもこの仕事の楽しみの一つでもあります。

スクラップは鉄、銅、ステンレス、アルミと種類によって分けます。ごちゃ混ぜにならないように積みます。なぜなら、それぞれの売価が違うからです。この中で一番高いのが銅。ステンとアルミはどっこいどっこい。そして鉄が一番安い。なぜ分別するかというと、ごちゃ混ぜにすると一番安い単価の鉄に一緒にされてしまうからです。

これが今回の戦果。

結果発表~!!!っていう気分に毎回なります。換金する時が一番テンション上がります。

少しはガソリン代の足しになったかな(笑)

キコリの薪ストーブ屋ですが、今までいろんなことをしていますので

残置物撤去、解体工事、リフォーム工事なども喜んで請け負いますよ!

お見積りは無料です(^^♪

ヨキにぜひお声かけください!

TEL 090-4256-4623/ FAX 050-3090-7923

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株式会社ヨキ 代表取締役 椎葉 洋元